今回カタール航空のビジネスクラスであるQスイートに乗って成田からドーハまで行ってきたので、機内についてレビューします。気になる値段についても記載します。
カタール航空のQスイートはSkytraxやTravel+Leisureなど複数で「世界最高のビジネスクラス」と評価されています。せっかく乗るなら世界一のビジネスクラスに乗ってみたいと思い予約しました。
※機体によっては従来のビジネスクラスのものもあるので、登場される機体がQスイートかしっかり確認することをおすすめします。今回はB777-300 の機体にしました。
概要
Qsuiteは、カタール航空が2017年に導入した革新的なビジネスクラスのスイート型座席で、同社が「First in Business(ビジネスクラス界のファーストクラス)」と称する高級仕様です
主な特徴:
・1‑2‑1 配列で全席通路直通、窓側席や中央席すべてにプライバシードアを完備
・中央2席を組み合わせてダブルベッド、さらに最大4人向けのQuad Suite(家族・グループ用の囲み空間)にも変化可
搭乗前
搭乗前はワンワールド系列のためJALのサクララウンジが利用可能です


21時過ぎの便だったのでしっかりお腹を空かせていき、サクララウンジで夕飯にしました。機内食もそれなりに出るので食べすぎないように注意が必要です。

ラウンジでゆっくりした後は搭乗ゲートに向かいます。ゲートは多くの人で溢れていますが優先搭乗なので待たずに機内に行くことができます



座席


座席はドア付きの個室になる仕様です。もちろんフルフラットで快適に寝ることができます。
座席によっては中央の仕切りをさげ、連結させることもできます。カップルや夫婦で横並びになっている時にはおすすめです。この仕切りはかなり固いので、かなり力が必要です。CAさんにお願いしてもいいかもしれません。


アメニティはフランスの高級フレグランスブランドであるDiptyqueであり、ポーチの形が2種類ありました。中身はリップクリーム、ボディローション、エッセンシャルフェイスクリーム、フレグランスです。全てとてもいい匂いがしました。

テーブルの下は座席を操作するスイッチ、USB充電、モニターのリモコン、読書灯スイッチ、CA呼び出しボタンなどスイッチ類がありました。
夜寝る時にはベッドメイキングをしてシーツを敷いてもらえます。パジャマもアメニティについています。夜便なのですぐに着替えている方が多かったです。
仕切りを閉じると完全に個室のようになります。通路を通る乗客やCAさんの姿は一切見えず、寝る時もくつろいで寝ることができます。

ウェルカムドリンク
登場するとすぐにCAさんから挨拶とウェルカムドリンクを聞かれます。メニューの中から好きなものを選べるのでシャンパンをお願いしました。シャンパンはビルカールサルモンで、ロゼの方はテタンジェでした。さすがは世界一のビジネスクラスだと搭乗してすぐに感じました。


食事メニュー
時期によって変わりますが、以下の通りになってます。アラカルトでいつでも注文することができ、テーブルクロスやランプをおいていただけます。テンダーロインをいただきましたが、柔らかく美味しかったです。


ドリンクメニュー
こちらもいつでも頼むことができます




値段
気になるのは航空券の値段かと思います。今回私は、成田〜ドーハ、ドーハ〜マドリードの往復航空券を購入しました。カタール航空の公式サイトで120万円ほどでした。もう少し安く行ける方法はないかとskyscannerなどを駆使して、HISを通じての購入が80万円ほどで行けることがわかり、お願いしました。一般的には公式サイトからの予約が最安値であることが多いですが、繁忙期などで席がすぐに埋まってしまうような時期だと、旅行代理店を通じての予約の方が手数料を支払ったとしても安くなりことがわかりました。
カタール航空のマイルを貯めている方は多くはないと思うのですが、参考までにマイルで行こうとすると往復で32万Aviosです。マイルでもなかなかのコストなので有償で行く方が現実的かと思います。
まとめ
今回Qスイートに初めて乗ってきました。評判通りの最高のビジネスクラスでした。不満な点はなく快適に空の旅を過ごすことができました。